古来、家で執り行われていた結婚式。心づくしの料理がなによりのおもてなしでした。私たちはご両家になりかわり、感謝の気持ちをゲストの方へ届けると同時に、食は楽しむもの、ひとりでも多くの方に心の中、体の中から笑顔になって頂きたい。特に、味も素材も自然との調和を原点に考え、食材の心事に対する影響を加味した提供をしております。ひとつひとつの料理に丹精を込め、盛り付けにも心を配る。当たり前のことですが、そういう小さな心配りを忘れず想いを込めて、一皿一皿を丁寧に仕上げています。これからも皆様に喜んで頂き、心に残る料理を提供できるよう努めます。
’97 和の鉄人 中村孝明氏に師事
’04 株式会社ウエディング石川 総料理長就任
’14 内閣府認可一般社団法人日本技能調理士協会理事補佐就任
’14 内閣府認可一般社団法人日本技能調理士協会会長賞受賞
’15 株式会社ウエディング石川 常務取締役就任
’15 厚生労働大臣賞受賞
既に東京で新生活をスタートされたおふたりと、誕生されたばかりのお子様。お正月休みに合わせた帰省でのウエディングでは、結婚・出産・新年と重なるお祝を料理で表現。
南島原有家の新郎様と新婦様の実家は鹿児島。鹿児島の特産「熟成生ハム」と有家産ハウスみかんを使用した、みずみずしく、爽やかなおふたりにぴったりのサラダに。
お母さん、いつもおいしい食事をありがとう。新婦母の実家は北海道、新郎母の実家は島原深江。北海道の鮭と島原深江特産アスパラ・ホワイトアスパラガスのミルフィーユ仕立て。
大阪でつながる私たちの恋。同郷がきっかけで付き合いだした私達の思い出の料理は?と聞かれたら、明石大タコの入ったたこやき。明石のタコをウエディング風にアレンジ。
人にはそれぞれ歩んできた道と、それにまつわる思いが描く「物語」があります。初めてのデートで食べたあの味や、幼稚園の遠足の忘れられないお弁当の味。おふたりだけの物語が、そこには必ずあるはずです。その思い出の詰まったお料理を再現し、大切なゲストの方々と一緒に味わい、楽しむだけで、それにまつわるエピソードに花が咲き、お話も弾むはず。また、思い出の味を皆様と味わうことで、新たな思い出と結びつきが生まれることでしょう。おふたりにとって、大切な味はなんですか?まずは、そんなお話をおふたりでしてみるのも良いかもしれません。